2019年1月1日　元旦初参り

[]  2019/1/28

大晦日の別時念仏に続く元旦の北米開教区本院は、午前10時よりの修正会を勤めた後、午後5時まで「元旦初参り」を行っています。ふだんは治安上できないことですが、元旦にかぎり（無論細心の注意を払い）終日正面玄関を開放し、初詣の方々を迎えています。昨年元旦に続き、今年も入れかわり立ちかわり総勢200名以上の方々がお参りに訪れました。参拝客の多くは当院メンバーでも日本生まれの方々や、在留日本人家族・国際結婚の日本人家族の方々ですが、皆さん熱心に仏前で合掌・焼香し、お参りされています。参拝者のほとんどは毎年継続してお参りに訪れる方々です。前日の大晦日の念仏会で開眼した交通安全・家内安全のお守りを用意しますが、多くの方々が前年の古いお守りを持参しお焚き上げ品として納め、新しいお守りを求めていかれます。また、参拝者の中には「日本の菩提寺が浄土宗」という方もしばしばあり、元旦初参りは当院の存在を紹介する良い機会にもなっています。またこの元旦、遠隔地に住む家族全員が揃って参拝できたというあるご家族は、昨年日本で亡くなられたというご親戚のため追善の回向も勤められ、「葬儀に参列できなかった子どもや孫たちがアメリカから回向することができた」と喜ばれました。