北米開教区

浄土宗北米開教区は、ロサンゼルスを拠点に北米各地で「お念仏」の布教活動を行っています。

北米での開教は、ハワイ開教区にて布教活動にあたっていた野崎霊海開教使がロサンゼルスに渡った1936年に遡ります。戦中戦後の困難な時期を経て、ジェファソン街の寺院で活動し1972年には浄土門主岸信宏猊下を迎え、浄土宗の開宗800年と併せた記念慶讃法要が厳修されました。

その後、リトルトーキョーに新たに寺院を建立するにあたり、広く国内外の人材育成を行うため宗教法人浄土宗北米開教区が設立され、浄土宗教育資団(現佛教教育学園)佛教大学の協力を受け、1992年「佛教大学ロサンゼルス校」(2017年3月末閉校)を併設する施設として落慶しました。

以来、「信仰・実践と教学」の両輪を備えた寺院として、檀信徒に対する宗教活動・浄土宗僧侶の研修事業・学術書刊行等を行っています。

とりわけ、2010年には北米本土初の開筵となった「五重相伝会」2012年には伊藤唯眞猊下ご親修の「法然上人800年大遠忌法要」が盛大に円成し、地域社会への念仏弘通の機会となりました。

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