フランス開教地

2022年 仏教の集い

[報告]  2026/10/13

浄土宗ヨーロッパ仏教センターが創立され、10年以上にも活動が継続できていることは浄土宗、そして浄土宗各寺院のご理解・ご援助はもとより、故成田有恒台下、当協会一同の恩師故真野龍海台下、そして故佐々木陽明南米開教総監よりいただいた心こもった励まし、ご協力、信頼、そして当地メンバーの方々の大なるお力添えのおかげです。まさに仏の教えの中核に説かれるように、人は「量ることのできないおかげ」で生かされていることを実感しています。

浄土宗ヨーロッパ仏教センターはお釈迦さまの教え、その教えを旨とし浄土宗を開かれた法然上人のお念仏の布教にあたり、パリ市内に出向し「仏教の集い」という催しを続けています。この「集い」の基本姿勢として「仏教ってな~に」「お念仏ってな~に」という問いを大事にしています。実のところ、これは寺院で生まれ育った私自身の子供のころからの問いでした。私たちの集いに参加される方々は浄土宗の方は少なく、いろいろな宗派の方がいらっしゃいます。キリスト教の方が訪れることもあり、「お釈迦さま・お念仏の教えに触れたいと思う方が誰でも来られるように」と開放しています。多かれ少なかれ、どなたも皆、「仏教ってな~に」「お念仏ってな~に」の問いを胸に催しに集います。私に課された役目は、お釈迦さまの教え、お念仏の教えが人として生きていく大切な礎となるよう的確に分かり易く語り、知っていただこうと努めること。そしてそれを日々の暮らしの中に実践し、生かしていただくよう努めること。そして、そのためには私自身が「仏教ってな~に」「お念仏ってな~に」という問いに真摯に向き合うこと。欧州布教の大任をいただいたことにより、毎回の「仏教の集い」がこの問題と改めて真剣に向かい合う機会となっています。

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