北米開教区

春彼岸法要と水子供養(2017年3月)

[]  2017/3/21

アメリカの多くの州で夏時間(Daylight Saving Time)が採用されており、カリフォルニア州では3月第二週の日曜日から夏時間が始まりました。例年、夏時間開始以降は日照時間が伸び、67月あたりは夜の8時ぐらいまで明るく、カラッと晴れた西海岸らしい天候が続きます。日本と違って、なかなか「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉は当てはまりません。319日(日)、気温は摂氏25度、夏のような陽射しの中、約45名の参詣者と共に春彼岸法要を勤めました。当日は朝8時から婦人会並び有志が寺に集合、1080代の年齢層にまたがる十数人の女性達はキッチンでにぎやかに料理、男性陣は表の清掃や受付準備にあたり、参詣者を迎えます。

当院では2008年より水子供養を勤めていますが、檀信徒はじめ一般社会の方々から申し込みを受け、個別に、あるいは寺院での定例法要の折に合同で回向しています。水子供養では小型の経木塔婆をあげ、仏前並びに地蔵菩薩像で申込者と共に念仏回向を勤めます。今回の春彼岸では4家族が水子供養を申し込み、そのうち2家族はウェブサイトを通じて初めて参詣、檀信徒の木魚念仏の輪に加わりました。法要に続き、法話と来る6月の浄土宗北米開教80周年記念法要についての説明を行い、その後は婦人会の手によるお弁当を皆で楽しみました。DSC_7150 - CopyDSC_7163IMG_1404IMG_1406DSC_7157

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