北米開教区

上半期大掃除~お盆・お施餓鬼大法要

[報告]  2016/9/15

カリフォルニア州ロサンゼルスの北米開教本院では、盆前と年末の年2回大掃除を行っており、今年も6月26日(日)に約30名の檀信徒・檀信徒子女が参加、館内外の大掃除に従事しました。

今年は7月4日の独立記念日の週末をはさむため、お盆の法要期日を一週遅らせた分、入念に掃除。掃除後は婦人会からの昼食を共にし、労をねぎらいました。

7月10日(日)、約60名の檀信徒参詣のもと、「お盆・お施餓鬼大法要」を勤めました。法要は、長年寺院の理事長を務めたウエムラ・タッド氏より参詣者への英語による歓迎の挨拶と共に始まり、約120基の塔婆特別回向を行いました。

法要後は日英両語の法話と、檀信徒シャートクリフ・ユキエ氏による英語のスピーチを参詣の皆さんに。母親逝去後から娘と共に約10年間寺院の活動に欠かさず参加してきたユキエ氏は、

「他宗教では故人を悼むことは葬儀以降行われないですが、仏教の伝統のおかげで亡き母の思い出もいまだ色褪せることがありません。思えば母が最後に参詣したのは10年前の『浄土宗北米開教70周年記念法要』でした。来年は『開教80周年』を迎えますが、寺院を長年支えてきた母も、私と孫が今も寺院の活動に参加していることを喜んでくれていると思います。」

と語り、参詣者からも多くの賛同の声が上がりました。

法要後は婦人会によるお斉が参詣者にふるまわれ、参詣者の懇親を深め、今年も真夏のお盆が終わりました。次の定例法要は秋のお彼岸です!

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