ハワイ開教区

ラハイナ浄土院の餅つき

[報告]  2020/1/6

ハワイ日系社会の風物詩 <歳末餅つき>

—ラハイナ浄土院で催される—

 

一世移民が伝え、世紀をこえて伝承され、現在 ハワイ日系人社会の風物詩となった「歳末餅つき」行事が、大晦日が迫った12月28日、ラハイナ浄土院で催された。

 

当日は早朝より蒸籠(せいろう)が積まれた かまどに火がたきつけられ、午前7時 原 源照開教使が祈願、会場と用具を浄め、一同が佛天の加護を念じて献香、お十念を同唱したのち、二つの臼を用いて餅つきが始められた。

 

つき上ったお餅は先ず御本尊前にお供えする鏡餅、また各家庭でお供えする「お供え」に作られ、ついでお雑煮用のお餅がお手伝いの婦人たちによって、広島県、山口県地方伝統の”丸もち”スタイルで次々と作られた。

 

同行事には、メンバーや地元の人たち50余名が参加。

ボランティアーの搗き手たちによって、もち米に加え、玄米餅、よもぎ餅など36臼のお餅をつきあげた。

 

終了後は、一同仏縁につながる同行事に参加した㐂びを分ち合いながら、つきたてのお餅料理を味わい歓談交流した。

 

(写真はお餅つきのスナップ)

 

  • 一覧へ戻る