ハワイ開教区

ヒロ明照院・ハカラウ浄土院・カーチスタウン浄土院修正会

[報告]  2017/1/5

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

ハワイ島ヒロ明照院では12月27日に門松作りを始め、29日に餅つきをし、大晦日から2017年年明けにかけて、除夜会/修正会をおこないました。参拝者に除夜の鐘をついてもらい、新年を祝いました。

鐘楼は2001年に建てられました。鐘は1983年鋳造との銘があります。
鐘はもともとハワイ島ラウパホエホエ浄土院の喚鐘でした。
ラウパホエホエ浄土院は1899年、ハワイ浄土宗ではハマクア浄土院(1896年開山)に次いで開山されました。開山当時ハワイでは砂糖プランテーションが花形産業で、ラウパホエホエには良港があり、日本人労働者が多く住んでいました。ラウパホエホエ浄土院第7世住職太田邦雄上人は1941年12月7日の真珠湾攻撃後に米本土に抑留されました。寺院付属日本語学校は廃校を余儀なくされ、檀信徒は離散しました。ハワイ帰還後太田上人は別院の復興のためホノルル別院駐在となり、ラウパホエホエは無住となりました。終戦翌年の1946年4月1日の津波でラウパホエホエ地区は大きな被害を受け、砂糖産業も衰退しました。ヒロ明照院第4世主任中村良観上人はラウパホエホエ浄土院を再興すべくお弟子に住んでもらうなど尽力され、1983年には日本の高橋良和上人、信ケ原良文上人、宮林昭彦上人によってこの鐘が奉納されました。しかし寺勢はふるわず、1999年に廃寺となりました。
ラウパホエホエ浄土院御本尊は喚鐘と同様ヒロ明照院に移されました。建物は個人経営の宿泊施設になっています。

元日午前8時からはハカラウ浄土院で修正会が行われました。ハワイでは中国の春節に由来した新年に爆竹や花火を用いる習慣があり、花火はこの時期と独立記念日にのみ使用が許されています。ハカラウ浄土院でも法要後爆竹を鳴らしました。

同日午前10時からはカーチスタウン浄土院で修正会が行われました。写真の鏡餅は12月にお寺で作ったものです。

写真は左上から、明照院御本尊と鏡餅、明照院門松、明照院鐘、ラウパホエホエ浄土院御本尊と鏡餅、ハカラウ御本尊と鏡餅、ハカラウ爆竹、カーチスタウン御本尊と鏡餅です。

(文責 ヒロ明照院駐在、カーチスタウン浄土院・ハカラウ浄土院兼務主任 宮崎潤心)

明照院御本尊 明照院門松 明照院鐘 ラウパホエホエ御本尊                                                                          Hakalau Buddhahakalau firecracker カーチスタウン御本尊

  • 一覧へ戻る