ハワイ開教区

ハワイ開教区 信徒大会と連合婦人会大会開く

[報告]  2016/12/27

ハワイ開教区が隔年毎に開催している「ハワイ浄土宗信徒大会」と「ハワイ浄土宗連合婦人会大会」が本年は信徒大会が第24回目、連合婦人大会が第25回大会となり、両者が合同して、2016年9月16日から18日まで、マウイ島に於いて、約80名が参集し開催された。初日16日はラハイナ浄土院で開会礼拝を行い、満月を迎えた同夜に因み、原総監が「つきかげを仰ぐ」と題して法話。歓迎晩餐会の後、各種委員会が持たれ、引き続いて信徒会会長ドナルド藤井氏により総会が招集され、熱心な協議が持たれた。翌17日は、連合婦人会総会がジョセリン天願会長の議長により行われ、本年度婦人会奨学金受賞者に、ラハイナルナ高卒業で米本土の大学に進むDean Kazu Omura君が選ばれたことが発表された。また、連合婦人会は、元総監、中村良観先生、浪江開教助員のハワイ開教に対する功績をたたえ、総本山知恩院御影堂の特別志納瓦を中村元総監御夫妻追善のため、寄進することを決議し、瓦志納を行い、ご功績を永久にたたえ、報恩感謝の意を表すこととなった。また、各婦人会は、養老施設等の慰問を行っており、各ユニットからの報告が行われた。続いて午前10時15分より、ハワイ大学ヒロ校のランディ広川博士が講師となり、各寺院、団体が発展するための「よりよい決断の仕方、コミュニケーションのあり方について」講義があり、今後の教団運営のため大変有益な研修となった。同夕刻は、カフルイ浄土院に会場を移し、礼拝、ワークショップ、アロハ・バンクエットが持たれた。最終日9月18日は、ワイルク浄土院に於いて礼拝と新役員就任式を行い、一同ブランチを楽しみ散会した。なお散会後、レナード・チャウ教区理事長が「教区役員会」を招集。教区の諸課題が協議された。

なお、同大会にはハワイ日系メディアや日系社会を研究に訪れた、上智大学の碓井広義教授、東京経済大学専任講師の松永智子博士も、来賓、オブザーバーとして出席され、メンバーと交流する姿が見られた。

 

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