病室で念仏を唱えないでください
[その他] 2020/2/6
ハレイワ浄土院の江崎晃司主任開教使が向かっているのは、カネオヘという町に住んでいるお檀家さん宅。お檀家さんが末期癌の為、ホスピス・ケアを自宅で受けているということですぐに駆け付けました。
自宅ベッドで息絶え絶えに横たわっておられる、お檀家さんの手を握りしめお念仏を唱えます。ホスピス・ケアの状態に入ると、延命治療を施さないので、あと一週間ほどで浄土に旅立たれると思います。
ハワイではこのように、病院慰問をしたり、自宅療養をしておられる方々のところに行き、阿弥陀様の救いを授けるべく患者さんと一緒にお念仏を唱えます。
日本では「病室で念仏を唱えないでください」というタイトルのドラマが流行っているようですが、ハワイでは「病室に念仏を唱えに行く」のが開教使の仕事です。