保育園の豆まき
[報告] 2018/2/6
2月2日(金)、ヒロ明照院境内のABCファン保育園とカーチスタウン浄土院境内のファーストステップ保育園で豆まきが行われました。
お盆や正月に比べ、節分の普及は今ひとつです。
そこで、1月中旬から、毎週行なっている物語の題材に鬼が出てくるもの(こぶとり爺さん、一寸法師など)を選び、園児に読んで聞かせます。
節分の前の週には、豆まきの由来(春の前に現れる鬼に苦しめらた人々が毘沙門堂にお参りして鬼退治の仕方を教わる)とやり方を下手な紙芝居で聞かせます。そして子供達に「来週、ここに鬼が来ると聞いた。もし来たら豆を投げつけるんだよ。」と伝えます。
2月2日に私が鬼の格好をして保育園に現れると、園児たちは「Ogres out! Happiness in!(鬼は外,福は内)」と言いながら豆を投げつけました。鬼は本堂の方向へ逃げます。
しばらくして普段着に着替えて保育園に行くと園児達は「センセイ、さっき鬼が来た!」「棒で床を叩いてた!」「豆を投げたら逃げていった!」と口々に言います。「鬼は寺に逃げ、仏様に叱られて心を入れ替えていた」と園児達に写真を見せて終わりです。
中には泣く子もいますが、概ね好評です。
楽しいのですが、重ね着をして暑い中を疾走するのは初老の身にはこたえます。
文責 ヒロ明照院・カーチスタウン浄土院主任 宮崎潤心