ラハイナ浄土院 盆法要
[報告] 2020/7/17
ラハイナ浄土院 盆法要
密集避け 対社会 非公開で
信徒と初盆関係者のみで勤める
ハワイの夏の風物詩として親しまれているハワイ仏教寺院の
お盆行事は,それぞれの地域社会のコミュニティ イベント化
して,毎年 盛大に催されてきている。
コロナ渦中で迎えた今年のお盆は,行事の持ち方について,各寺が
難しい判断にせまられている。
ラハイナ浄土院は,例年盆法要,ボンダス,灯籠流し,食べ物等
各種の屋台店の運営を行ってきたが,コロナ感染拡大防止と,公衆の
安全のため,法要以外のすべての行事の中止を決定し,法要も対社会
には 非公開で,信徒と初盆関係者のみで、7月3日,午前と午後
ニ座の法要をつとめた。
午前の法要は、各家先祖代々や先亡諸精霊の塔婆回向法要をつとめ,
夕刻の法会では大仏,三重塔納骨堂を巡拝,本堂で初盆諸精霊,
三界万霊の回願が勤められ,引き続いて、灯籠のプロセッションが
大仏を一巡し,浜辺に至り 参詣者はそれぞれの思いをこめて,
愛しい人々の精霊を見送った。
同院ではお盆に盆踊りが出来なかったのは、太平洋戦争中の一時期を
のぞいて、初めての事となった。
写真撮影 エリ リー