ハワイ浄土宗別院年末大掃除
[報告] 2022/1/24
12月12日、ハワイ浄土宗別院では、年末大掃除を行いました。
ハワイの各寺では、例年、年に二回の大掃除を、お盆の前、そして年末に行う慣習がありますが、
ここ別院では、寺院理事やメンバーさんをはじめ、お寺に関わる方々が参加下さりました。
新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が懸念される状況もあって、皆が安全に大掃除を行えるように、参加者にはワクチン接種証明書をはじめに提示していただきました。
高野開教使の呼びかけで、サンデースクールやドラゴンビート(太鼓教室)からの若い参加者が多く、子供たちには境内、大人の方には本堂や納骨堂のお掃除をお願いしました。
石川総監、寺族と共にメンバーの方々が仏具のお磨きをしてくれました。
皆様、一つ一つの仏具を丁寧に磨いていただき、くすんでいた仏具が輝きをとりもどしました。
92歳のクリフォード宮本さんも、一生懸命に450人が座れるたくさんの本堂の椅子の除菌と殺菌をしてくれました。また納骨堂の掃除や、香炉の灰ふるいなどもしていただきました。
サンデースクールやボランティアの子供達には、境内のゴミ拾い、ティーリーフの剪定、草抜きをしてもらいました。
当日は二年ぶりにホノルルマラソンが開催されており、朝5時より10キロを完走した後に大掃除に参加してくれている方もいました。例年の半数以下の9000人のランナーが参加し、日本からの参加者は200人程度(コロナ前は1万人以上)だったということです。
お掃除の後には、サンタクロースが現れました。お寺のために、お掃除を頑張ってくれた皆様にプレゼントを配ってくれました。
大掃除は、身の回りをきれいにすると同時に、一年分の心の垢をおとすものでもあります。
大掃除で心が磨かれ、くもりが晴れるから、すっきりと気持ちよく新年を迎えることができます。
年末のお忙しい中、貴重なお時間を頂戴して、お寺の大掃除に参加していただきありがとうございました。
合掌