ハワイ島連合婦人会大会
[報告] 2019/5/4
4月27日(土)ハカラウ浄土院においてハワイ島連合婦人会大会が行われました。
江崎総監代行がオアフからお越しになり、法話をしてくださいました。
主題は「瞑想と幸福」でした。米本土の曹洞系禅道場を修了されたウンザン(雲山)先生が、座禅を教えてくださいました。
雲山先生はミシガン州出身のがっちりした白人で、もとは木こりでした。現在は大工仕事をしたり、ミヨズというレストランでギターを弾いたり、野菜を育てたりしておられます。プナ本願寺で毎週座禅を教えています。気は優しくて力持ちを地で行く雲水さんです。
ハワイ島には曹洞宗寺院が2ヵ寺あります。コナ大福寺の開教使は慈光先生という日系人女性で、ヒロ大正寺は日本から来られた畑先生です。このおふたかたと雲山先生の他に、私が知る限り白人雲水二人がヒロに、日系人雲水一人がホノカアという町におられます。みな米本土出身です。禅が米国で浸透していることを感じさせます。
今回の大会ではハマクアとコハラの婦人会が解散した旨発表がありました。これでハワイ島6ヵ寺中婦人会があるのはヒロとハカラウだけになりました。淋しい限りです。
文責 ハカラウ浄土院兼務主任 宮崎潤心