ハワイ別院涅槃会・節分会
[報告] 2020/2/10
2020年2月9日
浄土宗ハワイ別院サンデースクールにおいて涅槃会・節分会を行いました。
日本から英語やハワイの日系人の歴史を学びに来ている大正大学の生徒方16人にも法要に参加していただきました。
本堂における法要として、十遍のお念仏をお称えして、お焼香、宗歌月影の合唱、涅槃・節分の説明を子供達に行いました。
ご本尊の前に豆をお供えし、皆様のお念仏の功徳により豆を清めていただきました。
このお清めされたありがたい豆は皆様に持って帰っていただきました。
ハワイ別院所蔵の大きな涅槃の掛け軸は素晴らしいものですが、子供には少し写実的でした。
子供用の涅槃のイラストを用意いたしまして、プロジェクターを使い説明をいたしました。
節分について恵方巻や豆の説明をした後に、“鬼は外、福は内”というアニメを英語の解説を入れながら放映いたしました。
本堂での法要の後は、ソーシャルホールに移動して子供達に恵方巻きを作ってもらいました。
初めて巻き寿司を作る子供がほとんどでしたが、お母さん達のサポートもあり皆上手に作ることができてました。
巻き寿司を作った後に、憩ホールに移動して、日曜礼拝後のメンバーの方々と合流し恵方巻きを皆でいただきました。
今年の方角、西南西の方を向き、一本食べ終えるまで皆様無言でいただかれてました。
恵方巻きを食べ終えると、赤鬼と青鬼が地獄よりやってきました。
「福は内、鬼は外」の掛け声で、子供達は元気いっぱい鬼が本気で痛がる程に豆を投げてくれました。
最後は鬼も「もう悪いことはいたしません」と謝り、皆で仲良く記念撮影をいたしました。
節分において豆をまくことは、季節の節目にやってくる禍を祓い、福をもたらすと言われています。
また、歳の数だけ豆を食べることや、恵方巻きを食べることは、健康をもたらしてくれると言われています。
皆様が健康で実り多き一年になりますようにお祈りしております。
今回の節分会は別院において初の試みでした。
この行事を行うにあたり、多くの方にご意見をいただき、また準備を手伝っていただき、無事に終えることができました。
これもひとえに、ご協力いただきました皆様のお力によるものと心より感謝申し上げます。
合掌