ホノウリウリ強制収容所跡地でのお盆法要
[報告] 2019/8/16
2019年8月14日、オアフ島ワイパフにあるホノウリウリ強制収容所跡地に於いて、ハワイ仏教連盟主催のお盆法要が厳修された。浄土宗からはハレイワ浄土院主任の江崎開教使と、ハワイ浄土宗別院駐在の高野開教使が出席した。
遥か遠くにはダイアモンド・ヘッドが見えます。
ホノウリウリ強制収容所跡地は国立公園に指定されていますが、一般企業の農業敷地内にあるため、一般は立ち入ることができません。今年も日本文化センターが訪問予約を入れてくださりチャーター・バスで入場。
先ほどのダイアモンド・ヘッドが見える小高い山から奥に入ること約5キロ。バスは谷底のようなところに進入していきます。
こんな人里離れたところに収容されていては、時間感覚も失ってしまいそうです。
法要は東本願寺ハワイ別院の総監さんが導師、メッセージは本派本願寺ハワイ別院の総監さんが話されました。その他、日蓮ミッションハワイ、曹洞宗ハワイ別院の総監さんたちも参加。
在ホノルル日本国総領事館より伊藤総領事ご夫妻も招待されました。
ホノウリウリは一般では立ち入ることのできない場所。7月にハワイ別院に赴任したばかりの高野開教使にとっても、良い経験になったことでしょう。