ラハイナ浄土院 吉例の餅つき
[お知らせ] 2019/1/8
ラハイナ浄土院 吉例の餅つき
移民一世が日本の伝統風習としてもたらした歳末吉例のお餅つき行事が、時代は変遷したものの、今日まで伝えられ、12月28日、ラハイナ浄土院で催された。
当日は早朝5時から、かまどに点火され、せいろに盛られたもち米が、蒸し始められ、午前7時半、阿弥陀さまのご加護を念じ、祈願ののち参会者が献香。一世の手造りの石臼2個を使って、威勢よく餅つきが始められ、佛さまお供えの鏡餅や、お正月のお雑煮のおもちが、中国地方の風習による「丸もち」スタイルで、お手伝 いの女性たちによって作られた。
餅つきは午後2時ごろまで続き、つき終えた時の臼の総数は、偶然にも阿弥陀佛の本願と同数の48臼となり、参会者は佛徳を喜び、つきたてのお餅を食べて歓談した。
なお、参会者に大晦日の[除夜会法楽]行事がアナウンスされ New Year’s Eve Serviceが案内され散会した。