ハカラウ浄土院涅槃会・新年会
[報告] 2018/2/26
2月24日(土)、ハカラウ浄土院で涅槃会と新年会が行われました。
ヒロ明照院は1月第3日曜の御忌、カーチスタウン浄土院では2月第2日曜の涅槃会のあとに新年会を行います。
ハカラウ浄土院では2月第4土曜に、涅槃会のあとに新年会を行います。
近隣の方々を招待しました。法要には60名ほどのお参りがありました。
法要の後は護持会員のフォーブス女史によるハカラウの歴史の説明がありました。フォーブス女史は昨年の教区会(ホノルル)でも同様の発表をしています。ハカラウのウェブサイトを立ち上げて運営しています。得難い御仁です。
https://www.hakalauhome.com/
発表の後は食事会です。
そしてお楽しみのビンゴです。マイクを握っているのはプナ本願寺の理事長さんです。
ハカラウ浄土院は護持会員18名で、存続の危機にあります。かつては数百の護持会員がいました。
これは1913年に発行された「布哇一覧」という本の中にある、ハカラウの手書きの地図です。
砂糖農場が閉鎖され、一時ハカラウ浄土院の周辺は森になりました。十数年前に整地され、住宅地になりました。古くからの日系人はおられません。下記のグーグル地図と比べていただけば、その違いがお分かりになると思います。
https://www.google.co.jp/maps/place/Hakalau+Jodo+Mission/@19.8967869,-155.1272649,18.5z/data=!4m5!3m4!1s0x7953ab95aeda8e27:0xb399a59b875cf9be!8m2!3d19.8965453!4d-155.1271475?hl=ja
上記スーザン女史や、ハカラウのすぐ山側のワイレアというところで民宿をしているアキコ女史、その他有志がハカラウ浄土院を含む数か所の古い建物を保存するべく奮闘しておられます。
大変難しいですが、いかなる形であっても存続することを願っております。
文責 ハカラウ浄土院兼務主任 宮崎潤心