
2020年 Covid-19への対応
[報告] 2026/10/13
2020年初頭、まだ4月の花まつりや他の行事も計画通り行えると考えていましたが、それから2ヶ月後、世の中はまったく変わってしまいました。世界中がパンデミックに向かっていました。3月には、阿弥陀寺のお彼岸も東日本大震災物故者追悼法要も勤めることができました。しかし4月に入ると、寺院活動のすべてを停止せざるをえませんでした。花まつりもできません。
その他の活動も停止し、法要を頼んできていた家族からも中止の連絡を受けました。当然、子どもたちも阿弥陀寺の寺子屋へ来ることもできません。8月のお盆も、9月のお彼岸も中止しましたが、州政府からの制限ゆえ仕方のないことでした。言うまでもなく、Covid-19感染症拡大防止には、人が集まり、あるいは移動することを制限することが不可欠だからです。
Covid-19の脅威は潮の満ち干きのようにその時々に変化しました。そのため、オーストラリアの各州行政は独自の行動制限を実施することになりました。ブリスベンのあるクィーンズランド州は州境を閉鎖し、特殊な例外を除いて他州からの人の流入を禁じました。それに加えて、クィーンズランド州は北部と南部に分けられ、その間の人の行き来が制限されました。このことは、毎年8月にお盆法要のために木曜島を訪れている私にとって大きな懸念の一つでした。木曜島はクィーンズランド州最北に位置する遠隔の先住民族居住地と見なされ、先住民族居住地への訪問についてはさらなる制限が設けられたからです。
しかし幸運にも、7月中旬にはCovid-19の脅威が一時軽減し、私は木曜島を訪れることができました。クィーンズランド州におけるCovid-19感染拡大が軽減するということは、阿弥陀寺にとって写経や法事、葬儀のような活動が再開できる可能性を意味します。そうした集まりではソーシャルディスタンスを徹底し、4平方メートルに一人というルールを実施しました。一度に阿弥陀寺に集う人数に制限が設けられることは私たちの活動に大きな影響を及ぼしますが、全員が参加を止めるわけではありません。こうした困難な状況にあっても、メンバーは阿弥陀寺とのつながりを維持し続けています。


