1.クリチバ日伯寺本堂建立勧募
2.「浄土宗南米開教70周年記念」訪伯団
日ごろより当協会の事業にご理解を賜り誠にありがとうございます。南米開教区における開教70周年を記念したクリチバ日伯寺本堂建立事業にあたり、当協会で実施した上記二つの支援事業につき、ご報告申しあげます。
1.勧募について
クリチバ日伯寺本堂建立事業支援の一旦として、当協会では勧募期間を令和4年(2022)4月から令和6年(2024)3月末とする勧募を実施いたしました。
約2年の間、当協会会員はじめ宗内諸大徳より当初の目標を大いに上回るご支援を頂戴いたしました。
本勧募事業の寄付について、以下のとおりご報告いたします。
【勧募期間】 令和4年1月1日~令和6年3月31日
【勧募金合計額】 100,020,825円 (令和5年度3月末)
【寄付件数】 553件
令和5年度末に上記勧募金を浄土宗南米開教区へ送金いたしましたこと、併せてご報告申しあげます。
なお、勧募期間終了後のクリチバ日伯寺本堂建立事業への寄付につきましては、南米開教区への指定寄付金として現在も本協会にて受け付けいたしております。
2.「浄土宗南米開教70周年記念」訪伯団について
令和7年6月に予定されたサンパウロでの南米開教70周年記念法要並びにクリチバでの落慶式参詣のため、
当協会では以下の要項による「浄土宗南米開教70周年記念」訪伯団を企画し、令和7年1月~3月に団員を募集、ブラジルへの団体参拝旅行を挙行しました。
【期間と団員数】
令和7年6月4日~12日(9日間・31名)
令和7年6月4日~10日(7日間・8名)
サンパウロでの開教70周年記念法要は現地時間6月6日(金)、大本山清浄華院御法主飯田実雄台下の御親修、川中光敎浄土宗宗務総長・貴田善澄総本山知恩院執事長・長谷川匡俊大乗淑徳学園理事長・杉山俊明当協会理事長の脇導師のもと、南米別院日伯寺にて厳修されました。
二日後の6月8日(日)、クリチバ日伯寺本堂落慶式は飯田実雄台下御陪席のもと、川中光敎宗務総長を導師、佐々木良法南米開教総監と杉山俊明当協会理事長の脇導師にて厳修、両法会とも上記訪伯団はじめ、内外の参詣者を得て盛大に円成となりました。
上記の通り、南米開教区に関する当協会の支援事業がひとまずの完了を見ましたこと、ここにご報告申しあげます。この場をお借りして、当協会会員はじめ宗内諸大徳より賜りましたご協力に改めて感謝申しあげる次第です。
今般の本堂落慶式をもちまして一つの節目を迎えたクリチバ日伯寺ですが、建物全体の建築完了、並びに教化拠点としての寺院機能完備の歩みはまだ途上にあります。
南米開教区と連携し、当協会でも引き続き必要な支援を検討してまいります。
当協会会員はじめ宗内諸大徳におかれましても、今後ますますご指導ご協力を賜れば幸甚に存じます。
合 掌
浄土宗開教振興協会

