浄土宗の南米開教は、初代開教総監 長谷川良信上人によって開始され、本年で69年になります。上人は南米開教の基本理念を「宗教(念佛)、教育、福祉三位一体の開教」と定めました。
この開教理念を継承した第2代総監 佐々木陽明上人をはじめ後進の開教使の努力と、それを盛り立てた護法の信念厚い檀信徒の結束により、「南米の大地にお念佛の声を!!」を合言葉に、南米開教が展開されております。
その半世紀以上にわたる開教活動の新たな展開として、開教55周年(2008年)に、パラナ州都クリチバ市に当開教区第4の拠点、クリチバ日伯寺を開基、そして、来る2023年、開教70周年を迎える南米開教区では、当寺本堂建立を記念事業として計画しております。当寺開山第2代開教総監佐々木陽明上人は、いち早い本堂建立を誰よりも望みながら、2019年にご遷化されました。その遺志を受け継ぎ、何としてでもこの事業を成し遂げ、さらなる南米開教区の発展に精進していく所存であります。
クリチバ日伯寺本堂建立の主な目的は次の3つであります。
(1)ブラジル南部地域の念仏信仰の拠点として
ブラジルにおける文化、経済の先進地域である、パラナ州、サンタカタリーナ州、リオグランデ・ド・スール州の3州からなるブラジル南部地域に開教活動を展開し、人々の精神的支柱となる念仏信仰の拠点とする。
(2)宗教活動、教育・文化活動、福祉活動の充実と実践
開教理念である「宗教、教育、福祉の三位一体」を多角的に実践する活動を通して、今後のブラジルを支える人材を育成する場とする。
(3)ブラジル現代社会に貢献できる寺院として
地域社会と密接につながり、ご縁を大事にし、一人一人が抱える問題、社会が抱える問題に向き合い、共にその解決に努める場とする。
つきましては、皆さまには、クリチバ日伯寺本堂建立の趣旨を御賢察下さり、絶大なる御協力を賜ります様、謹んでお願い申し上げます。
令和4年4月
合掌
悲願であった本堂建立 念仏流通・衆生済度のために
国内外において念仏流通のため、布教・開教に奔走いただいている皆様、またご支援いただいている皆様に心より御礼申しあげます。
令和5年に開教70周年を迎える南米開教区において、クリチバ日伯寺の本堂建立事業が開始致しました。クリチバ日伯寺は、平成20年に1軒借家からはじまり、日本よりご本尊を招来、五重相伝を開廷、受者の中から開教使を志す人物が生まれるという開教の歴史を着実に積み重ね、ついに悲願であった本堂建立に至りました。
この大事業完遂に向け、ブラジル国内はもとより日本国内においても当協会が中心となり各寺院、教師の皆様に浄財の勧募をお願いしております。是非、念仏流通・衆生済度のために一燈を捧げていただき、絶大なるご支援を賜りたくお願いを申しあげます。
「南米の大地にお念佛の声を!!」 を合言葉に
南米開教区は今日に至るまで、初代開教総監長谷川良信上人から受け継がれている「宗教・教育・福祉」の三位一体の開教理念と「南米の大地にお念佛の声を!!」を合言葉に、開教区一丸となって精進し、布教活動を推進してまいりました。
この度、南米開教区が開教70周年を迎えるにあたり、佐々木良法開教総監の下、大江田晃義開教使をはじめ所属開教使や開教助員、檀信徒の方々の熱い想いをもって、南米開教区クリチバ日伯寺本堂建立事業が開始されました。
しかしながら、本事業は現在の社会状況を鑑みるに非常に厳しいものがございます。宗内ご寺院、諸大徳並びに檀信徒の皆様には、どうか南米開教区の熱い想いと趣旨をご理解の上、ご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
期間 | 2022(令和4)年1月~2024(令和6)年12月 |
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建設内容 | 本堂建立、教化ホール建設、境内整備等 |
総予算 | 約1億2千万円 |
◆通常版
◆ロングバージョンはこちらから
勧募期間 | 令和4年1月1日~令和6年3月31日 |
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勧募目標 金額 |
6,100 万円 |
功績点の 付与 |
(1)個人寄付金 5万円に対して1点 (2)勧募寄付金 20万円に対して1点 |
勧募母体 | 浄土宗 |
勧募窓口 | 浄土宗開教振興協会 |
勧募方法 | 郵便振替 (専用の振替用紙がございます。) 振替口座 : 00160-5-175767 ※銀行へのお振込みをご希望の方は 問い合わせ先までご連絡ください。 |