開教使会議
[報告] 2019/3/13
去る2月26日、サンパウロ別院日伯寺にて、開教使会議を行った。
主な内容は、それぞれ各寺院の現況報告、今後の日程の確認、今後の事業についてなど。
今後、開教区で育って来ている僧侶候補者、開教使補候補者についてどのような規則を設けるか、どのように育成していくかについて特に話し合い、それぞれのお寺での修養も大事であるが、開教区として交流を持ちながら、偏りのない育成を心がけていこうという事で話がまとまった。具体的には、今後システム化し、スムーズな流れで僧侶、開教使補になれるようにしていく。
また、今回はマリンガから大学教授(神学専門)でありお寺の理事でもある、多田エルトン氏を招き、ブラジルにおける他の宗教の勉強会を行い、仏教はどのような立場にいるのかを把握しながら、その中で開教使としてどういった事を意識して開教していくべきかについても学んだ。
ブラジルの場合、カトリック信者が約90%を占めているので、開教活動をしていくのに仏教だけの知識では難しいところがあり、比較しながらアプローチすることで、仏教が伝わりやすくなるため、このような機会は非常に有意義であり、今後も続けて行くべき勉強会である。