開教使補養成研修会:クリチバ日伯寺
[報告] 2018/11/19
現在、クリチバ日伯寺では、開教使補養成研修会を週2度行なっている。この研修会は今年の9月から始まったもので、参加者はお勤めの練習、仏教勉学に励んでいる。
開教使補というのは、開教使を補助する檀信徒ということで、開教使補になるためには、得度を受けなくてはいけない。
現在のところ、南米開教区において開教使補になるためのシステムが確立されていないため、今回の経験を生かしながら、そのシステムも確立するよう話し合いが進んでいる。
この研修会の参加者は4名で、3名はクリチバ在住、1名はオリーニョス市という隣のサンパウロ州にある街から参加している。このオリーニョスの方は、距離が遠く毎回参加するわけにいかない為、月に1度という形で参加している。
そのうち2名は、将来的に、日本に行って正式な浄土宗僧侶となることを希望している。
研修会に参加している全員が今年行われた五重相伝の参加者であり、まさに五重相伝の賜物、大きな成果といえる。