南米開教地

カルロポリス灯籠流し

[]  2018/11/14

第37回カルロポリス灯籠流し合同供養が、10月27日(土曜日)に行われた。

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カルロポリス市は、マリンガから東に約300km, クリチバから北東に約350kmの所に位置し、パラナ州とサンパウロ州の州境の街である。ここは、マリンガ日伯寺より毎年棚経参りとして各家を回っている。
この灯籠流しは、故鹿森俊雄開教使と当時の当地日本人会長だった山本勝雄氏が始めたもので、ブラジルのお盆 (11月2日) に近い土曜日に行っており、現在まで継続している。
第1回目は、130個の灯籠で始まったが、今では1000個を超える灯籠が流されており、まさに当地最大のイベントとなっている。

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今年もクリチバ日伯寺から大江田開教使、マリンガ日伯寺から根石開教使がそれぞれ出仕し、法要を営み、1000霊以上ある回向を読み上げた。参列者は自分のご先祖様の名前が呼ばれるのをじっと聞きながら、2時間に及ぶ法要に参列した。

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法要後近くの湖に移動し、1000個以上ある灯籠が流された。今年は天気もよく、まさにご先祖様が列に並んで向こうの世界に帰るかのように、綺麗な幻想的な景色が広がっていた。

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