2018年8月5日 Cowra日本人墓地法要
[] 2018/9/25
2018年8月5日
シドニーから約320キロ離れた小さな町Cowraに日本人戦没者墓地があります。
カウラ集団脱走事件で亡くなった日本兵を含め、第二次世界大戦中にオーストラリアで亡くなったすべての日本人がここに埋葬されています。
毎年8月5日に大規模な慰霊祭が行われます。
74周年慰霊祭に参加しました。
この慰霊祭には、草賀大使ご夫妻、カウラ市長、地元住民約200名が参加しました。
Cowra捕虜収容所跡地
現在は牧羊場になっていますが、当時の悲劇的な脱走に関する写真や文章が展示されています。
―カウラ集団脱走事件―
第二次世界大戦時の1944年8月5日、Cowra捕虜収容所で脱走事件が起こりました。
約230名の日本兵と4名のオーストラリア兵が亡くなりました。
平和の鐘
ユニセフから世界平和貢献都市として平和の鐘が贈られ、市民広場に平和の象徴として飾られています。
カウラ駅
捕虜となった日本兵は汽車に乗って収容所へおくられました。
現在は廃線となっています。
日本とは季節が逆のオーストラリアでは桜が咲いていました。
Cowraにはオーストラリアと日本の友好の象徴としてたくさんのサクラが植えられています。