南米開教地

マリンガ市にて「EXPO・IMIN110」が開催、和順会が屋台出店

[報告]  2018/8/8

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ブラジル日系社会は今年で移民110周年を迎え、様々な日系社会にて記念行事が行われている。
パラナ州においては、日伯寺があるマリンガ市にて7月19日から22日まで4日間にわたって「EXPO・IMIN110」というパラナ州移民110周年の事業・式典、エキスポを開催した。
メインイベント会場の「エキスポ・アリーナ」では、20日午後6時半から記念式典が開催。同式典には、山田彰在ブラジル日本国大使、在クリチバ日本国総領事や、パラナ州知事などが参加。日本からは、パラナ州と姉妹提携を結んでいる兵庫県から副知事をはじめそれぞれ姉妹都市のある西宮市長、加古川市長など約50人、他にも鳥取県、愛知県豊橋市などパラナ州と交流関係にある都市から慶祝団が来伯。また、皇室より眞子内親王殿下もお越しになり、式典にご臨席された。
同式典にはパラナ州各地から1万2000人が来場(主催者発表)し、会場では日本とブラジル相互のパフォーマンスも目白押しで、華やかなものとなった。

マリンガ日伯寺に隣接する、老人福祉和順会は同イベントにレストラン屋台として出店。お弁当、牛丼、焼きそばなどを販売。マリンガ日伯寺の婦人会が中心となり、ボランティアの方々が朝早くから準備し、お弁当が多い時には1日で420個も売れた。屋台は大繁盛で、開店と同時に長蛇の列ができ、閉店までその行列がなくなることはなかった。

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当寺駐在の根石開教使は、「少しでも和順会の寄付に繋がれば」と願いながら、婦人会、ボランティアの方々と一緒に屋台を手伝っていた。

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